モンテーニュ エセー抄

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モンテーニュ エセー抄
宮下志朗
みすず書房

フランス語の”Essayer”の意味を調べているうちにたどりついたフランスの作家モンテーニュ。今、図書館から、そのモンテーニュのエセーを借りて読んでいる。といっても、抄本。小説のように、話が進んでいくわけではなく、本当にモンテーニュが、思いついたことをそのまま文章にしているようなので、スキーム、構成、構造、もへったくれもない、ある意味、グダグダの文章。そうなんだが、これがこれで、おもしろい。暇なときに、どこから読み始めても、モンテーニュ節に出会える。きっと、一気に書き終えたわけでなく、何年もかけて、書き留めた文章の集合体なのでろう。行間に時間の経過を感じる。
「経験について」を、読んでいる。抄本のかなりのページ数を占めている。人の経験を、自分の経験であるかのように活用できる能力をもっているのは、人間だけかもしれない。経験の集合体がいわゆる文化だろうし、今どきでいえば、生成AIのモデルなのかもしれない。と、もって、モンテーニュ節に付き合うと、そうそう、そうだよね。と、同感するところも出てくる。
しかし、この人は、古代ローマ人、ギリシア人の書物をよく読んでいるようだ。おそらく、ラテン語に堪能なのだろう。そのベースが日本人である私にはない。ほんのちょっと、中国の漢文を知っているくらいか。
と書いた私のこの文章もグダグダか。。。

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