
先日、このサイトへの移行をサクッと終えてしまった。
事の発端は日曜の朝。「ブログの引っ越し、どうやるんだっけ?」と軽く確認するだけのつもりでAWSコンソールを開き、Lightsailのページを眺めていた。傍らでは、Emacs gptelでGoogle Gemini APIをとつなぎ、移行手順をAIに教えてもらいながら。
「お試しでインスタンスを作ってみるか。どうせすぐ消せばいいし」そんな軽い気持ちで起動ボタンを押したのが始まりだった。
「公開鍵を登録すればSSHログインもできるのか!」と感心して鍵を設定し、「WordPressのテンプレートがあるならこれを選んで……」とインストール。さらに「Route 53を使えばドメイン取得もSSL設定も一発じゃん」とサクッと設定を完了。
気づけば、取得したばかりのドメイン上で、インストール直後のまっさらなWordPress画面が表示されていた。
ここまでお膳立てが揃ってしまったら、もう既存サイトのコンテンツを持ってくるしかない。そう腹をくくった。
さっそく移行元サイトのnifty cocologから手元のMacへ、MT形式で過去23年分のブログ記事データを吸い上げる。
件数にして千件弱。さすがに23年分の歴史を1回でエクスポートすることはできず、1年ごとに分割してダウンロードした。それでも作業自体は1時間程度で完了し、さらにWordPressへのインポートに数時間を費やした。
残るは画像などのリンク修正だ。記事内の画像を移行元から自動取得してURLを書き換えるプラグイン「Auto Upload Images」で一括処理。最後に「Better Search Replace」を使って旧URLを新URLへ一気に置換し、すべての移行作業が完了した。
朝ごはん前に思い立ち、お昼ごはん前には引っ越しが終わってしまった。
Movable Type形式からWordPressへという王道の移行ルートだったため、ツールもノウハウも充実していたことが大きい。しかし何より、AIによる適時・的確なアシストが生産性を劇的に押し上げてくれた。もしAIがない時代に自力で検索しまくっていたら、間違いなく日が暮れていたはずだ。
「移行なんて時間がかかるから」と長らく躊躇していたが、このAI時代、さっさとやってしまうのが正解だった。
新しいAWS Lightsailの環境はサクサク動き、最新バージョンのWordPressのおかげでMarkdownでの投稿も快適そのもの。
時代は、確実に進化している。
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