
最近、お客さん先に出向く機会が減り社内調整ばかりです。 お客さんと対峙するときの緊張感が懐かしく、他流試合のつもりで、先週、六本木の森アカデミーヒルズで開催されたセミナー
「グローバル・アジェンダ・シリーズ 今年のダボス会議はここに注目しよう
~世界のリーダーが議論したトピックを理解し、日本を戦略的に発信する~」
に参加してみました。
ダボス会議自身はグロービス)堀さんのBlogが参加者目線でおもしろいです。
講師は、
・慶応大学の石倉さん(セミナーの様子)
・内閣府広報室の加治さん
のお二人でした。
会場は、
金曜の夜にもかかわらず、学生さんからベンチャーの社長さんまで、いろんな顔つきの方々、およそ400人が集まっていました。中には大きな出張カバンを引きずっている人も。金曜まで仕事をし、金曜に次のネタを仕入れて地元にもどり、また翌週、でてくるんでしようね。関心が高いんですね。はじまるまで、会場ではダボス会議の中Japan Night で使われた「Lights of Japan」のビデオが流れていました。
定刻、
まず,加治さんのプレゼンからはじまりました。
「参考Web-1」
「参考Web-2」
おもに、現場で撮影された写真によるプレゼンです。
なので、実感が良く伝わります。
国会とダボスでのパネラーの二股をかけていた枝野さんが空港で血相を変えて急いでいる様子が印象出来でした。年度で動き、この時期に国会をしている日本と、カレンダーイヤーで動き、2012年度の予算も確定し、次年のビジネス状況を確認しようとしているグローバルの姿を象徴しているように感じ、彼我の時間軸の差を感じました。
TPPや大学の秋入学など、日本独自の制度とグローバルとの広がっている気がしました。
加治さんの役割は、政府主導で日本からダボスへのメッセージ発信すること。
政府主導のメッセージ発信は今回がはじめてだとか、環境問題、経済協力、エネルギー、社会リスクをテーマにして、日本から参加している人が発信するメッセージを統一したそうです。これくらいしないと、関心を持ってもらえないくらい日本は世界から見て存在感がなくなってるんでしようか?
そして、石倉さん。
個人的な立場からの参加、一部セッションのモデレータをつとめられたそうですが、今回は人材育成の立場からのプレゼンでした。
なかでも印象に残ったのは、課題はグローバルが連携しないと解決できないサイズなのに、制度は国単位のため、解決にミスマッチがおこり、境界があいまいになり、変革のスピードが下がるなどのジレンマがおき、議論百出、ダボスではなにも決まらなくなってきたと述べられたこと。
これは、トフラーも著書「富の未来」で主張していたし、日々の仕事で私も感じていたことでした。
それでも、個が主張を続けることが大切。
そのためには、
・事実背景を観察し
・自ら考察し
・その結果をもって行動を起こし、成果とコンテンツを世界中に発信すること
が、大切と、石倉さんが説くのを聞いていて、
組織の中に埋没せずに、やはり、ピン芸人、良い言葉で言えばプロフェッショナルとして鼓動することが大切と再認識しました。
ダボスではどんなに偉い人でも独りで行動し本人が何をどう主張するか試されるそうです。
そういえば、加治さんのプレゼンの中にゴーンさんとIMFのラガルド理事がホテルのロビーの椅子で二人だけで会話している様子の画像がありました。やっばり、ピンですね。
もうひとつ、石倉さんのプレゼンで気になった言葉が「課題先進国」という言葉。
都市化、高齢化、環境問題、国家財政の逼迫そして原子力など今の日本の課題はいずれ、どの先進国も通過する課題である。世界中のだれも解決していない課題に最初に対峙することになったこと、袖自身が日本が世界のフロントランナーである証であり、その解決の道筋を世界に示していくことで世界は日本の存在を無視できなくなるはず。と話しを伺っていておもいました。
くしくも、このセミナーの数日前に高倉健さんが日経新聞のインタビュー「一枚の写真」で「日本は負けない」
と、答えられていました。
同じタイミングで異なる方から同じメッセージをいただいたき、勇気がみなぎりました。
ダボス会議のフォーラムの様子やドキュメンテーションはWorld Economic Forum 2012の公式サイトで見ることも読むことも出来るようです。積極的に時間をさいて理解したいとおもいます。
ねがわくば、一度は現地で他流試合に行き、肌で感じたい。
でも、1月末って会社は予算策定の時期ですね。
やはり、Think global, Act localと言っても、global,localのギャップは、まだまだ大きいなあと、帰り道をとぼとぼ歩きながら、感じ、セミナーの余韻に酔っていました。

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