モラルの起源

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今年は、お盆に実家に帰省せず、BlogをUP。
社会人として会社つとめをしていると、上司や部下から、自分では納得できない、不合理な判断を受けることがあります。自分でも、不合理な判断をしてしまうことがあります。実社会、けっして、デジタルな判断ではとおらないのとは感じています。
でも、何故なんだろうかと、感じ始め、この分野の書物に触れ始めている気がします。最近、アリストテレスの本を読んだものそんな理由からなのでしょう。
ふと、おもったのですが、人間も生身の生き物、動物。だから、社会生活における判断とは、論理的な判断ばかりでなく、動物として、類人猿の一種として、無意識にしてしまっている生理的な判断もあるのではないかと思い始めたのです。
いわば、猿山のサルの行動。
論理的な判断ならば、その、ロジックをプログラムすることも可能でしょう。しかし、生理的な判断、これもプログラムできるものなのか?人間だけがもっている生理的な判断様式ってなんだろうと、気になり始めました。
モラル、道徳、良心って、なんだろう?
人間だけがもっているんだろうか?
なぜ、人間はどんな行動様式をもっているんだろう?
と、気になり始めた次第です。
そんなとき、近所の本屋さんで、本棚を眺めているときに、ふと、ボノボの顔を表紙にしている本が気になりました。

道徳性の起源:ボノボが教えてくれること
フランス ドゥ・ヴァール:著
紀伊国屋書店
です。この本を読んでみようと図書館で予約したのですが、
本の名前を間違え、

モラルの起源ー道徳、良心、利他行動はどのように進化したのか
クリストファー・ボーム:著
白揚社
こちらを予約してしまいました。でも、偶然が何をしでかすのか、面白いものです。この、「モラルの起源」、私には面白かったです。
現人類の行動様式は、狩猟採取社会の時代、自分より大きな獲物を複数人で共同して、獲得し、分配するようになり、そのときのルールがベースにあること。
そのなかでも、自己の損失を顧みずに他者の利益を図るような行動、利他行動が人にのみ特異的な行動であること。ハミルトンによる行動の分類、利己的行動、利他的行動、相利行動、いじわる行動。いじわる行動の裏には、フリーライダーの存在があること。フリーライダーを予測し排除する仕組みを人間はもっていることを知りました。
長谷川さんの本も参考になりました。

進化と人間行動
長谷川寿一・長谷川真理子
東京大学出版会
※大阪出張の際、社内で完読させていただきました。
「道徳性の起源」は、まだ、読めていません。私より先に予約しているヒトがたくさんいるようです。
完全な答えをみつけたわけでなく、こうして、自分が得た知識、考えを都度整理して、私自身自ら答えを捜す旅が始まった気がします。

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