Amazonの現本社ビルDopplerの建つ2021ブロックを先に進むと、とてつもなくヘンテコなデザインの建物が見えてきました。金魚鉢が三個並んだような半円球状のガラスドーム「The Amazon Spheres」です。

このドームの中には数多くの植物が生息しているものの、Amazon本社のワークスペースだそうです。グランドオープンは2018年1月。

断面図をSeattleTimesからお借りしました。

幸い,ガラスドームの中にお邪魔することができました。中は、そう、アマゾンのジャングル、熱帯雨林の中という表現が最適。当日、外は20℃あるかどうかの涼しい空気だったのですが、ドームの中は、暑く、湿度も高く、蒸しました。

たしかに、従業員のワークスペースの様子。みなさん、ドレスダウンしてのびのびと仕事をされているようにお見受けしました。

ドームの中には、こんな吊り橋もありました。けっこう薄い板を張り合わせてできており、歩いている間、けっこう板がたわみます。高所恐怖症気味の私は、ドキドキしながら歩きました。

その分、緑が元気に育っていました。こんなところで植物の世話をする仕事をしてみたいです。実際、植物の手入れをされている職員さんを沢山みかけました。

シアトルの街で、とんでもないことが起きている気がします。Amazon社員が社員IDをぶら下げて、街を歩いていました。Amazonの社屋内に犬を遊ばせるスペースが用意され、犬同士、飼い主同士の会話が生まれていました。シアトル市街自体のAmazon化が進行していのではないでしょうか。
AmazonはSeattleのコミュニティの中に溶け込もうとしているようです。市街地から隔離された郊外に巨大なキャンパスと呼ばれる空間を確保し事業を展開するマイクロソフト/アップル/グーグルと、Amazonを比べてみて、Amazonは、これらIT企業とは事業戦略が明らかに異なる企業だとの印象を強く持ちました。ちょうど宿泊していたホテルで読んでいた新聞には、カリフォルア州は、新興IT企業に自社食堂を作らせず、街にでて、コミュニティと交流することを促す条例を作成している記事を記載していました。San Francisco Officials to Tech Workers: Buy Your Lunch – The New York Times
ネット企業の展開形態の新たな時代の節目のような気がします。
今の時代、ネット検索すると、たくさんの人が情報発信してくれているものなんですね。とはいえ、Amazon社自身もしくは、地元のメディアの情報発信が最も多いようです。
–The Amazon Spheres.
–Amazon Headquaters tours
–Go inside the Amazon Spheres. Here’s how.
–Watch: Time-lapse video shows Amazon’s Spheres being pieced together from start to finish
–Take a look inside Amazon’s Spheres as they get set to open
日本でも着目されていたんですね。気がつきませんでした。
–シアトルの”アマゾン化”を進めるAmazonの企業責任とは?変わる都市と企業の関係性に迫る
–アマゾン本社キャンパスの新名所 『The Spheres』の一般公開がスタート
–Amazon本社にある植物園型ワークスペース「Amazon Spheres」とは?
–奇妙なアマゾン新社屋、なぜこうなった?
–ベゾスの野望を体現する「アマゾン村」潜入、噂の“シャボン玉ビル”はAmazon Goの隣!
さらに、The sphereのおとなりは、Amazon Go。ここでも、ぶったまげるような体験をしてきました。
コメントを残す