地球接近天体(NEO)

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433 Eros, obtained by NASA’s NEAR mission immediately after the spacecraft’s insertion into orbit. Image Credit: NASA/JPL
図書館とは、最近は,インターネットに公開された図書館ホームページで所在を確認し、ネット予約して、図書館に行き、受け取りにいき、受け取りがおわったら、さっさと帰ってしまっている関係。いいのか?やはり、リアル図書館にはリアル図書館の良さがアル。それは、セレンディピティ。これがあるかぎり、リアルの世界はなくならないとおもう。
先日、図書館によった際、天文関連の開架コーナに、なにげに立ち寄った。そこで、「地球接近天体」という表題が気になり、手に取った。
地球接近天体
ドナルド ヨーマンズ (著), 山田 陽志郎 (翻訳)
地人書館(刊)
2014年5月
ISBN 978-4805208755
「地球接近天体」とは、太陽に1.3AU以内に接近する小惑星,彗星のこと。地球軌道に0.3AU以内に接近する可能性がある。その中でも、地球軌道に0.05AU以内に接近する小惑星・彗星を「潜在的に危険な惑星」という。かりに地球に衝突すると、とんでもない影響を地球に与える可能性がある。その大きさと、与える影響は下表の通り。

衝突天体の直径 総数 衝突エネルギー 衝突頻度 クレータ直径
1m 10億 47t 2週間
10m 1000万 47kt 10年
30m 130万 1.3Mt 200年
100m 20500-36000 47Mt 5200年 1.2km
140m 13000-20000 129Mt 1万3000年 2.2km

興味がわき、貸し出しの手続きをし、家に持ち帰り、横になりながら読んた。非常に面白い。というか、頭に刺激が走った。
大学卒業以降、どれだけ、この分野がすすんだのか、JAXAのハヤブサなど、小惑星、太陽系外縁天体TNO、彗星、オールとの雲、などを調べている人が多いし、これらを調べていると、太陽系の進化の歴史がわかるとか、なぜ、太陽系の進化の歴史に興味をもっている輩が多いのかが理解できた。TIPS的に、あのシューメーカー彗星の発見者はご夫婦で、パパママ・シューメーカーと言われていることや、竜の隕石衝突による絶滅説を提唱したアルヴァレズ父子も取り上げられていた。依然、私が取り上げたネメシス(Nemesis)はとりあげられていないが。
そのベースモデルになっているのが、ニースモデル。太陽系の形成と進化のモデル。だいぶ更新されていた。なるほど、このモデルなら、納得いくわ。太陽系ヘビー級惑星である、木星、土星、海王星が、太陽の降着円盤内の物質に重力で影響を及ぼし、あるものは、オールとの彼方に、あるものは、木星より内側に落ちていった。霧が晴れる如く、太陽系において現惑星達の存在がドミナントになっていった。
人類は、科学という想像の翼を持っているとおもう。それを使えば、距離では、数億光年からプランクスケールまで、時間では、現在から数百億年の昔までさかのぼり、理解することができる。コロナ禍でなかなか外出できないが、想像の翼をもって時空に飛び立ちたい。

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