庭の珍客(その6)…

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本当に、うちの庭にはいろんなお客様がいらっしゃる。

今朝、ゴーヤに水をかけているときだった。手の上をなにか、小さな生き物が歩いている感覚があった。アリかと思った。
ふと見ると、その生き物、赤いではないか。
このアリ、体が赤い。黒くない。しかも、顎がとてつもなく大きい。

ヒアリ!!

ヒアリが、こんなところにも出没するようになったか!
うちでヒアリが繁殖してしまったら、とんでもないことになる。
と、脊髄反射的に、すぐ反対側の手でその生き物を潰してしまった。

待て、きちんと確認したほうがいい。
と思い、庭にある植木鉢の受け皿にその生き物を置き、タム9で撮影した。おや、脚が8本あるぞ。

ということは、こいつ、昆虫ではなくクモの仲間だ。
なんだこれ?

撮影した画像を、Google Geminiに特定してもらった。「アリグモ」というクモらしい。昔から、普通に日本本土に生息しているそうだ。

しかし、このクモ、本当にアリそっくり。アリそっくりの姿になって、彼らにどんなメリットがあるのだろうか?素直に考えるなら、アリを餌としていて、アリに気づかれずに近づけるように擬態しているのかと思った。
しかし、アリは視覚よりもフェロモンの世界、嗅覚に依存していると思うので、アリに対して姿を似せる意味はあまりない。むしろ、アリの天敵となる大きな動物が、噛まれたり、蟻酸で攻撃されたりすることを恐れ、近づかないようにしているのかもしれない。

このクモ、庭の小さな害虫を食べてくれる、益虫だったかもしれない。
よく確認もせず、考えもせずに殺してしまい、申し訳なかった。

以下、Google Geminiが調査してくれた情報


アリグモ(蟻蜘蛛)は、その名の通りアリにそっくりな姿をしたクモで、ハエトリグモ科に分類されるクモの仲間です。

この虫の名前は?

日本各地の庭先や公園、樹木や草の上などでよく見かける身近な生き物です。

1. 最大の特徴:見事な「擬態」

アリグモの最大の特徴は、昆虫である「アリ」に徹底的に化けている点(擬態)です。

  • 身体のくびれ
    クモの体は通常「頭胸部」と「腹部」の2つに分かれていますが、アリグモは頭胸部にくびれがあり、まるでアリのように頭・胸・腹の3つに分かれているように見えます。
  • 脚の動かし方

クモなので脚は8本ありますが、歩くときは一番前の脚(第1脚)を持ち上げて、アリの「触角」のように細かく動かしながら移動します。実質7本(6本脚+2本触角風)で歩いているように見せる徹底ぶりです。

2. オスとメスの違い

アリグモは、オスとメスで見た目が大きく異なります。

性別外見の特徴
メスアリに非常にそっくり。一目見ただけでは本物のアリと区別がつかないレベルです。
オス先ほどの写真にもあった通り、頭部の前に長くて巨大な上顎(アゴ)が突き出しています。

※オスの巨大なアゴは、主にメスをめぐるオス同士の争いや、ディスプレィ(求愛)に使われます。

3. なぜアリに化けるのか?(擬態の目的)

アリに化ける理由は、主に「敵から身を守るため(ベイツ型擬態)」と考えられています。

  • アリは嫌われ者
    アリは集団で行動し、強いアゴやアリ酸(毒)を持っているため、鳥や他の肉食昆虫(ハチなど)から「攻撃すると厄介な相手」として避けられる傾向があります。
  • 護身用としての変装
    アリグモはアリに化けることで、「自分は攻撃すると危険なアリですよ」と偽り、天敵から襲われるのを防いでいます。

※補足:アリを食べるわけではない

「アリに化けてアリを油断させて食べる」と思われがちですが、実際にはアリグモが本物のアリを襲うことはほとんどありません(アリは反撃してきて危険なため)。主にアブラムシや小さなハエなどの小昆虫を捕食します。

4. 生態と行動

  • 網を張らない(徘徊性)
    ハエトリグモの仲間なので、円形の蜘蛛の巣は張りません。葉の上などを歩き回り、獲物を見つけると飛びかかって捕まえます。
  • 糸の使い方
    網は張りませんが、歩くときには安全ロープ(命綱)として常に糸を出しています。また、葉の裏などに糸で小さな「住居」を作り、そこで脱皮や産卵、休眠を行います。
  • 毒や人間への害
    捕食のための極微量の毒は持っていますが、人間に対して害はありません。 噛まれることも滅多になく、害虫を食べてくれる益虫です。

5. Wikipediaの「アリグモ」のページ


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