
時間は世界中の人に本当の意味で平等に与えられる貴重なモノだと思う。
そんな時間を大事に扱っているプロの仕事を見、清々しい気持ちになりました。
今朝、会社でメールを読んでいたら、メーラーの日付より腕時計の日付が一日遅れていました。秒針もなんだか2秒おきに進んでいます。あっ、電池切れ。今日は事務所を早めにあがり、街の時計屋さんを捜してみました。
一件目の店は、もう、職人さんがいないし、交換用の電池もないので電池交換ができないとのこと。二件目のお店は、昭和の時代にタイムスリップしたような店構え。店の中は時計だらけ、柱時計も動いており、時を刻む音がコツコツと聞こえてくるようなお店です。おまけに、ショウケースには、ネコが一匹寝そべって、まるで、私がこの店の看板ネコなのよ。ともいいたげな貫禄。御年12歳。
お店は定年を過ぎたと思われるけど、息のあったオジサン二人で切り盛りしていました。ここの店には、交換用の電池もあり、交換方法のマニュアルも準備されていたので、なんのためらいもなく電池交換をしていただきました。ここでは、街の時計屋さんが健在。店の奥から、もう2ひきのネコも出てきて、なになに、今度はどんな客がきたの?とでも、言いたげに、私の周りをウロウロ。私に興味関心が、なかったせいか、そそくさと彼らは、店の奥に消えていきました。看板ネコはそのままおとなしくしていたので、首の周りをさすってあげたら、ニャー、もっとさすれよ、と要求され、ハイハイわかりましたと答えつつ、お店の方の交換作業を待っていました。コツコツとなる時の音と、時々もっととなくネコの声だけがお店の中で聞こえます。良い時間でした。
ものの10分くらいで交換終了。
成果目標達成や、損益達成に明け暮れ、ささくれ立っている仕事場をでで、時間がゆっくり流れているこのお店にお邪魔させていただけたおかげで、動かないものを捨て新しいモノを買ってしまうことなく、一つのものを大事に大事に使い込む大切さを再認識するとともに、それを可能にする職人さんの技を見せていただき、うれしさがこみ上げてきました。
良い仕事をしているプロフェッショナルは「ここ」にいました。
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