
Open PaaSの動向調査ということで、IBMのOpen Cloud Architectureの資料を読んでみました。IBMはクラウド戦略を完全にオープン活用の方向に切り替えてきています。具体的にはOpenStack,CloudFoundaryの活用です。

しかし、オープンの活用で本当に収益が生まれるのでしょうか?そこが、疑問です。IBMがいっているオープンの意味には2つの意味があるようです。
1)オープンソースソフトウエアOSSを活用したクラウドという意味でのオープン
2)外部とのインタフェース仕様が公開されているクラウドという意味でのオープン
1)は、従来からIBMがOSS Communityを活用してきた流れの延長の気がします。しかし、彼らがこのCommunity活用というなか、どこで収益を上げようとしているのかわからんです。
かたや、2)はPS/2というかオープンPCと同じ流れを創ろうという気持ちが伝わってきます。IBMが決めた仕様を公開し、パートナー、ISVを囲い込み他社に対し参入障壁をつくり、他社仕様の死滅するのを待つやりかた。これはわかりやすい戦略。だけど、そううまくいくとも思えません。パートナー、ISVがIBMの仕様に魅力を感じる何かがないと、IBMの呼び声には乗ってこないでしょう。
なにか、一つ足りないとおもいつつ、資料を読んでいました。
その中、資料中の「BlueMix」というキーワードが引っかかりました。何者か調べてみると、これこそIBMが自ら付けようとしている付加価値のようです。この付加価値を吸引力にして、パートナー,ISVとのエコシステムを作り上げる魂胆。
で、このBlueMix何者かというと、一昔まえのMashUP,今時のクラウドインテグレーションに見えて仕方がありません。
デモ動画がありました。

字幕もついているので日本人にも親切です。
用意されたクラウドインフラを使い、ブラウザ上で最小限コーディングするだけで、新しい業務が利用できるようになりますよ。と言いたいみたい。で、用意されたクラウドインフラとはMongoDB,Eclipse-Orion,GitHub。コーディングがなくなるとはいわず、ブラウザだけですみますよ。と、いつの間にか論点をすり替えている。まあいいけど、プレゼントとしてはインパクトはあります。
いつのまにか、JavaScriptベースでブラウザ上で動作するようになったEclipse-Orionが裏方で大活躍できる時代が来て、ブラウザだけでDevOpsが完結すること。これこそが、エポックメイキングなのかもしれません
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