なめらかな社会とその敵

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最近読んだ本。

なめらかな社会とその敵
鈴木健(著)
勁草書房
久しぶりに心にしみこむ本に会いました。
世の中、右左、いいわるい、上下と、二元論がベースだけど、
もう一度、見直してみたくなりました。
0.3だけ右、0.7だけ左
があってもいいのでは?
いや、むしろそれが、素直?
人はatomという意味で、「個人」という概念にひきずられ、
すべての物事をすべて離散的に決める社会が20世紀の限界なのか?
ソーシャルネットワーク化が進んだのは、FaceBookが現れたからではなく、
むしろ時代の当然の帰結ではなかったのか?
バラバジらが指摘したネットワーク思考指向は、むしろ、社会構造の変革の
自然の流れなのか?
どこまでが自分で、どこからは自分でないのか?
そんなこと、いろいろ考えさせながら読み進んでいきました。
社会制度の基礎である、貨幣、選挙、契約といった概念を見直し
なにも物理法則のようにきまりきったものでなく、人間が作り出してきた
制度の中の一つ出ないと、気づかせてくれました。
まだまだ、いろんな社会構造があって良いことに気がついたのもこの本の収穫。
しかし、国家レベルで、著者の指摘している制度変革は憲法改定まで進むため、現実的ではないでしょう。
もっと、小さなコミュニティーで実験を積み重ねつつ制度の限界を検証し改善することが必要と思いました。それこそ、インターネット上のソーシャルネットワークサービスむけなのですかね?はじめに採用するのは、ゲームの世界かもしれません。
ゆえに、大仰しい表現が時々みられ、青臭さを感じるこの本の中で語られていることが、現実の社会制度に組み入れられるのはまだまだ先でしょう。でも、今の社会制度がGivenではなく、Ceate&Modifyしていくものであることに気がつかせてくれた事に感謝したい。
と、ここまでの文をRPC::XMLで投稿するtperl-toolも移行完。
残すは、ImageMagick、これが強敵そう。。。

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