
書名:アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか
著者名:フレッド・ボーゲルスタイン/著 依田卓巳/訳
出版社:新潮社
出版年月: 2013.12
年末年始、この本を読んでいます。
日頃、AppleもGoogleも非常にお世話になっている会社です。
今使っているこのPCもMacだし、Gmap,GmailそしてスマホはAndroid.
Adroidなしでは日々の生活も考えられなくなってきました。
iphoneそしてAndroidというSmart Mobile Deviceという製品カテゴリを創造したAppleとGoogle.その両者がDogFightというべき消耗戦を繰り広げていることをこの本で生々しく感じました。特に超短期で開発しリリースを迎えたiPhoneとAndroidのバトルはすさまじいです。社内の政治抗争もすさまじく、Apple,Googleともすでに開発者の楽園という所ではなく、実ビジネスが繰り広げられているアメリカ文化をベースとした国際企業であることがひしひしと伝わってきました。まるでマイクロソフトや日本の企業ともかわらない嫌らしい闘争が展開されていたようです。
Appleの方はGoogleをぶっ潰すという意識から目に余る行動を展開している一方、Googleの方はスマートフォンメーカーと通信事業者を上手に取り込みAndroid生態系というものを気づきつつApple/iphoneを戦略的に囲い込んでいると感じました。そうAppleはClose指向。俺様の生み出す製品、俺様がえらんだAppStore上のアプリが世界でぶっちぎりCoolな製品なんだから、おまえらは俺を盲進していればいいんだという考え方。きわめて20世紀的なメーカーモデル。じつはBIなのか?
通りでこのMacは、普通のドライバーでふたを開けることも、メモリを交換することもできなくなったし、Maverickになって管理者むけ機能が奥底に沈んでいったわけです。MacがBSDをベースにしたDarwinで動いていること自体へんな気がし始めて居ています。
一方、GoogleはOpen指向。Androidという基本的なプラットフォームは無償で端末メーカーに提供するいっぽう、AndroidMarketに育つアプリにGoogleは極力干渉しない姿勢。Andoroid、クラウドで取り交わされるデータ自体の価値をビジネスに展開していくモデル。こちらがAIなのか?
最終勝者がすべてを奪っていくPlatfromBusinessの恐ろしさをApple・Googleともに知っているからなのでしょうか?双方との西海岸の会社なのでApple/Googleに勤めた経歴のある人たちはたくさんいることでしょう。一時はJobsもShumitも街角のCafeでカジュアルに会話する中だったのに、JobsはShumitをののしりあうところまで来てしまっていました。
なぜ、Apple/Gooleともiphone/Androidというデバイスを生み出したのか?その徹底的な分析がおもしろそうです。
この本、Must readです。おもしろいです。

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