デジタル画像のホワイトバランス調整。。。

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先週の三連休、横浜みなとみらいに行ってきました。
目的は、横浜美術感で開催されていた版画の企画展「魅惑のニッポン木版画」をみにいくことでした。こちらの展示会もおもしろかったので、様子はおいおい、ご紹介させていただきます。今回はこのとき、久しぶりに一緒にもっていったデジカメで撮影した画像に関することをご紹介させてください。
その日は天気があまり良くなく曇り空でした。持参したデジカメを使って最後に撮影したのが蛍光灯下の室内でしたので、デジカメのホワイトバランス設定が、蛍光灯モードのままでした。そのことに気がつかなかったので、とった写真がすべて青みががってしまいました。困りました。
PhotoShopはもっていますが、トーンカーブを試行錯誤的にいじくっているだけで、偶然、成り行きに結果を任せていました。うまくいったのか、このやり方がベストな方法なのか、手探りでした。
ふと、自宅にPhotoShoopのマニュアル本があることを思い出し、もう一度、ホワイトバランスの調整のところを読み返してみました。
それによると、ホワイトバランスは白を調整することでなく、灰色を灰色に見えるように調整すること。なので、中間色のRBG値を調整するとホワイトバランスが決まるとかいてありました。本当かな?と思い、Photoshopのトーンカーブのパネルで中間色をスポイトツールで選択すると、”おお!、感動的にぴったりと色味があってきました。
何故なのだろう?と、不思議におもいました.灰色というものがどういういろなのか?Photoshopのマニュアル本を読み、実際に自分で灰色のRGBコード値を見てみて、わかりました。灰色という色そのものは、以下の図のように、RBGコードでいうと、RとGとBの値が同じ色なんですね。
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ところが、ホワイトバランスの設定に失敗し撮影した画像のなかで灰色に見えて欲しい部分のRGBコードをみると、RとGとBの値が異なってるんです。ホワイトバランスを補正することとは、この撮影し生成した画像PIXELのRBGコードを、物体そのものの持つRGBコードに補正することだったんですね。
三次元から二次元への置換における作業なんですね。
それが、わかると、これまで、うまくホワイトバランスを調整できなかった画像も短い時間で確実にホワイトバランスを補正できるようになりました。
他の人はどうしているのか、Google検索してみました。
おもしろいやり方をおしえてくれるサイトも2,3ありました。
■Photoshop 中間調を整える
■写真の秘訣 グレーカード撮影法(Lightroom仕上げ) – YouTube
■ColorChecker パスポート

■Color Management Fundamental
グレーカードというもので色補正もできるんですね。
ということがわかり、Amazonで検索してみると、なるほど、いろんなところがグレーカードをだしていますね。とくにKodakがまだ販売していることには驚きました。なるほど、グレーカードというのは、こうやって使うんですね。いままで、こんなカードがどうして必要なのかわかりませんでした。
ホワイトバランスという言葉の意味を考えているとき、もう一つ、他の世界から関係のある言葉を読んでいたことをおもいだしました。最近、画家の山口晃さんが書いた「へんな日本美術史」という本を読んでいたのですが、この本の中に、円山応挙が展開した絵画論を記載した文書「萬誌」を紹介している文章がありました。
応挙の言葉に以下のような言葉があったそうです。
「自分が描いた絵の出来上がりを点検するときは白日のもとにその絵を床に懸けてて見なさい」
これ、作品はキチンと白日の光、つまり、ホワイトバランスの撮れた光の下で点検しなさい。という意味にとれます。デジタルの事など関係のない昔から、絵を描く人はホワイトバランスの事を知識として持っていたんですね。この応挙という人は、絵画論の中でどんな技術論を展開しているんだろう、もっとデジカメで撮影した画像を上手に補正する手段のヒントになることは書き残していないのかと円山応挙に俄然、興味がわきました。
昨日、円山応挙の専門家である美術史家の佐々木丞平さんのPDF論文をCiNiiからダウンロードし読んでみました。おもしろかったです。
アナログとデジタルが300年の時を越え「色」という言葉でつながりそうです。さて、その事は、次回ご報告します。
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