夏の扉

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昨日、自宅マンションのエントランスホールにお客さんがいらっしゃいました。
一匹の見事なアオスジアゲハでした。
一匹のアオスジアゲハが、エントランスホールの中をひらひらと舞っていました。
どういうわけかわかりませんが、エントランスに入ってしまい、出れなくなり、気が動転してパニック状態になってしまったようでした。まあ、虫に感情があるのかどうかはわかりませんが、まさにそういう状況に見えました。
脚立を取り出し、エントランスの照明スペースで動かなくなっていた、アオスジアゲハを拾い上げ救出し、玄関外の植え込みまで運んであげました。その間、アオスジアゲハが、プープーお腹から声をあげていました。
まるで、「離してくれ!」と叫んでいる音でした。植え込みのつつじにゆっくりとおいてあげたら、ようやく落ち着きを取り戻したのか、ハネをゆっくりと開いたり、閉じたりしていました。
本当に、このアオスジアゲハは感情をもっているようでした。
こんな小さな体に、感情という高度な知性がありうるのか?
ありえないとも思えますが、昨日のアオスジアゲハは確かに感情をもっていました。

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