価値共創経営

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コ・イノベーション経営
C・K・プラハラード ベンカト・ラマスワミ (著),
一條和生 ,有賀裕子(訳)
東洋経済新報社
あまり、ビジネス書のたぐいは読まない私ですが、この本はおもしろかったので、ご紹介させてください。
この本の中では、最近、気になっていた、価値共創についてより深く記載されていました。
経済市場取引の論理として、価値を提供するのが企業、それを、お金を支払って買うが消費者。といわれている。しかし、著者は、そうじゃない、価値自身は経験として消費者が主体となり創造するもの、企業はそれを助けるためのサービス基盤を提供する存在であると主張している。そう、理解した。自ろの価値観を変えてみなさいと著者は言う。
いい!
この本を読んでいて一番はっとしたのは、「マネジャーはもっともっと消費者に近づくべき」という主張。部下からの報告、CRMツールから上がってくるデータの分析だけで、マネージしていいのか?どうするのか?その戦略は自分で考えなさいという指摘はドキッとしました。
でも、これに気がついた自分の頭の中はきりかえられるけど、この概念に馴染んでいない旧態以前の上司、部下の思考回路を変えるのはかなり難しそうです。
アマゾンに掲載されている書評を読んでいると、日本語サイトでは得られる視座があるとプラス評価ですが、英語サイトでは酷評されています。どちらも、たぶん、本当なんでしょうが、大切なのは、この本を読んで自分自身が、この本を読んでいるときに、なにを考えたか、感じたか、なんだとおもいます。
インスパイアされない原因は自分にもあるものだとおもいます。
確かに、学者さんの本なので、指摘する視座は高いのですが、じゃあHowの部分は?というと、事例の分析も甘い気がします。でも、それって、この本のなかでも書かれていますが、読者自身が創造することなんでしょうね。本を読んだからといって、知識が技能はみにつくなんていう考えがよこしまなのかも。
この本自身は復刻版。初版は2004年とだいぶ古いのですが、この本の中で記載されていることは、ほぼ現実経済がなぞっている気がします。オープンイノベーションというキーワードにかわっているのかもしれません。

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