ボストン旅行(その9)

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ボストン美術館(Museum of Fine Art)はHuntington Ave.にドンと鎮座されていらっしゃいました。
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入館料は大人一人$25。娘さんは、ボストン在住の学生なのでタダ.いいところですね。こういうふうに”次世代を大事にすべき”という理念を形にしているアメリカは見習いたいところ。日本なら誰かが、どうして学生からも入場料をとらないのだと言いそうです。
Cloakさんに荷物を預け、いざ出発、とおもったら、
Cloakさんから「日本人?」と、聞かれ日本語のガイドをもらいました。親切にありがとうございます。
助かりました。
この美術館、パリのルーブル美術館のように翼が複数あり、各翼毎に展示物のカテゴリーが分かれています。
・南北アメリカ美術
・ヨーロッパ美術(Robert Dawson Wing)
・現代美術(Linde Family Wing)
・古代美術(George D and Margo Behrkis Wing)
・アジア・オセアニア・アフリカ美術
です。一日では、まわりきれないくらい。きら星の展示物が並んでいます。気を抜くと、有名で一見の価値ありの作品も見逃してしまう可能性もあります。カメラ撮影OK,フラッシュNGだったので、写真にもおさめてきました。
まずは、アメリカ美術へ足を向けました。
■The Daughters of Edward Darley Boit/Sergent
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サージャントが女の子達をおおきなキャンパスに描いた絵が印象に残りました。パリで1882に描かれた作品。サージェントはこの子達の両親、Boit夫妻とは友人だったらしい。絵の両端には、絵の中に描かれている陶器そのものが置かれていました。
■Paul Revere/Copley
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Paul Revere(ポール・リビア)は、銀細工を商いにしていたので、手に銀食器を持っていますね。でも、この人、独立戦争レキシントン・コンコードの戦いにおいて、真夜中の騎行として、伝令の役割を担った人としてボストンでは有名、前日訪問したTea Party Museum でみた映画の中では馬を走らせ、サミュエル・アダムスに”The regulars are comming out!(正規軍がやってくる!)”と、英国軍の来襲を通知していました。しかし、日本人の私には、違った印象。この方、なんか、日本の芸人に似ている。そう、タカアンドトシのタカだ!。
■Hanging Head Dragonfly table lamp/Tiffany Studio
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”きれいなアール・ヌーボ風のランプだなあ.”くらいに感じました。が、このランプの来歴を読むと、ドラマが一本を書けるくらいいろいろあったようです。静かに立っているのが不思議に思えてきました。
このランプは、ティファニー工房製。真の宝石よりもガラスの輝きに魅せられたのが、ルイス・C・ティファニー、ニューヨークの宝石屋「ティファニー&カンパニー」の創始者ティファニー氏の長男で、ガラス工芸家として有名な人。この人が、アメリカン・アール・ヌーボを切り開いた。そして、ティファニーランプが収集家の対象になっていったようです。
<来歴>
・1989までニューヨークのWeinstein氏が所有。
・1989、日本の堀内氏が購入、L. C. Tiffany Garden Museumに展示
 このL・C.ティファニー美術館、松江ウォーター・ヴィレッジ
 (現.松江イングリッシュガーデン)の中核施設として、2001年4月
 にオープン、2007年に閉館、その後、解体され、
 現在は更地となる運命をたどる。
・1989、ニューヨークのTrent氏を経由し, 日本のFunabashiに渡る
・1990代後半、堀内氏の手に戻り、
・2012年に堀内氏からティファニー収集家でオークションハウスを持っている
 Michaan氏経由でサザビーオークションにかかり、
 ボストン美術館に落ち着く。
 $500K,5億円くらいするらしい
 どれだけ多くの人の思惑の間を流れてきたのだろうか。きれいだなあというだけど、気持ちをもつだけでは、甘いのでしょうか?
<参考>
・Japan’s world famous Garden Museum’s major Tiffany and Art Nouveau collections to be sold
・TAGAMIガラス工房
アール・ヌーボとアール・デコの違いも知りませんでした。東京都庭園美術館はアールデコの館。本館1階中央にあるフランスのアンリ・ラパンデザイン『香水塔』はもちろん、アール・デコ。
アメリカ美術のこの3作品だけでも、これだけの歴史を持っています。
次は、ヨーロッパはフランス印象派、モネのセクションにお連れいたします。

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