巴里見聞録(その20)

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午後は、美術館入り口に戻り、そこで見つけたStarBucks Under the Pylamidに入りました。ここ穴場です。空いていました。ええ、いつものアイスラテにサンドウィッチにチョコレートマフィンを注文。
ほっと、一息をつく事ができました。
フランス人にスターバックスは人気がないのかしら?ふと、思いました。今日まで、パリの街中では、アメリカの街中のようにには街中のようには簡単に店舗を見つけられなかったので、そう思った次第。まだまだ、アメリカ文化を素直に受け入れない土壌が残っているんでしょうか?
食事をしながら作戦会議。午前中に観られなかった、ミロのビーナス、ハムラビ法典、フランドル絵画を巡ってみることに。これがなかなかの苦行でした。一つ一つが遠いのです。ルーブル美術館というとことは捜し物をする所ではないですね。どこに何があるのか?主体的に観ようとすると、本当にわかりずらいし、疲れます。
Salle 227 リシュリュー翼
ハンムラビ法典
Code de Hammurabi, roi de Babylone
ありました、ありました、25年ぶりのご対面。”目には目を”と楔型文字(正確にはアッカド語楔形文字)で書いてある碑文。どうして、この石碑を現代人が読めたのか?ロゼッタストーンが鍵と、これまで信じていましたが、間違いでした。
アッカド語楔形文字の解読には、1621年に発見され1835年に再発見されたベヒストゥン碑文がロゼッタストーンの役割。ベヒストゥン碑文には、ペルシア帝国の三つの公用語、古代ペルシア楔形文字、アッカド語楔形文字、エラム楔形文字で同一テキストが書かれていたそうです。1901年、ハンムラビ法典が発見された時点で、解読可能だった古代ペルシア語楔型文字を使ってアッカド語楔形文字を解読。解読は、四人の人間、イギリス陸軍士官のローリンソン、アイルランド人のアッシリア学者ヒンクス、ドイツ生まれの学者オッペルト、イギリス人東洋学者タルボットの協調作業だった。四人は、1857年にロンドンで会合し、解読の正確さを試す有名な実験を行っていました。
コンコルド広場のオベリスクとロゼッタストーンも混同していました。古代文字の解読の歴史をひもとくのも面白そうです。
Salle 336 シュリー翼
エジプトの青いカバ
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このカバくん、王家の墓の副葬品として埋葬された幸せのシンボル。カバくんの青色は、エジプシャンブルーと呼ばれる美しい青。ナイル川の生命を象徴する色です。カバくんの背中には意味ありげな模様が刻まれています。ニューヨーク・メトロポリタン美術館にも同じようなヒッポ・カバの像があるそうです。ルーブルでは4体くらいのヒッポが展示されていました。背中の模様の形でどこの家のカバの像なのか判る。と、なにかで読んだ気がします。この青いカバ、ファンがおおそうです。
・エジプトの青いカバに会う
・ルーブルの青いカバ
・MMM メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド
Salles 329 シュリー翼
古代エジプト時代のゲーム盤
Boîte de jeu au nom d’Imenmès
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古代エジプト時代のゲーム盤。
sénet /セネトっていうんですね。昨年、ボストン美術館に展示されていたものに類似していました、引き続き発見。フランス語で“jeu de l’oie”,英語圏では“Goose Game”という双六のようなゲームに近いらしいです。
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横面に彫られている絵はゲームを遊んでいる様子。
数千年の先の人間がそれを見て、その絵の意味がわかる。この古代のゲーム盤を一目みるだけで、現代人でもこれは遊びの道具とイメージできます。数千年の時間を経て古代人と共有できる行為である「遊ぶ」という行為、それが人間の本性の一つなのでしょうね。
Salles 346 シュリー翼
Aphrodite, dite Vénus de Milo
ミロのビーナス。
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ここは、人気がありますね。ご本人を二重三重に人が取り囲んでいました。ルーブル美術館の中は、人が多くて賑やかな部屋と、静かな部屋でずいぶん雰囲気が違う事がわかりました。
おっと、これくらいの時から、ルーブル美術館の窓ガラスが震るえ、館内がものすごく騒がしくなりました。外でTechno Paradeというイベントが大音響を出していたようです。大音響、大振動で作品が振動でたおれないものだと思いました。
Salle 811 リシュリュー翼
クエンティン・マサイス/金貸しとその妻
Quentin METSYS/Le Prêteur et sa femme
最後に、シュリー翼2階にもどり、フランドル絵画をみました。絵の真ん中に鏡のような部分があり、絵には記載されていない風景が記載されています。
Salle 844 リシュリュー翼
REMBRANDT/Portrait de l’artiste au chevalet
レンブラント/ある画家のポートレート
ここはレンブラントの間。そして、最後の最後に観た絵が、レンブラントの自画像。この自画像は、暗い背景からレンブラントが浮かび上がってきます。翼の一番奥の部屋に展示されていて、”また来なさいよ。”と、言われているように感じました。さて、ここらでルーブル美術館をお暇しましょう。このラビリンス、まだまだ、見切れていないです。
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Je reviendrai encore!
また、お邪魔します。

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