
8日、英国、エリザベス女王が亡くなった。テレビは、毎日、悲しみに暮れた、ロンドンの街並みを放映しているが、私にとっては、懐かしい街並み。ちょうど、今頃の節だった。。。。。
ドイツの顧客企業がクラウド移行を進めていた。現地法人の対応が悪い、信用できないと、マイクロソフト本社にクレームし、マイクロソフト本社が、うちの役員に、アライアンスを見直すぞ、と、脅しをかけてきた。事業部側のグローバルアライアンス推進元だった私は、別件で出張していたサンフランシスコから、東京に帰ってきたその日に、役員に呼び出され、「いますぐ、ロンドンに行って事態を解決してこい!」と、指示を受けた。その日のうちに、国内出張と同じスピードで、航空券や宿の手配など、海外出張の手続きを終え、サンフランシスコの一週間後にはロンドンにいた。
ロンドンのオフィスには、ドイツ現地法人の担当営業、インフラを担当するイギリス法人の技術者、ヨーロッパリージョンのアライアンスを担当する私のカウンタなど、関係者全員が集まった。対策会議を開催。会話は、無論、英語。日本からの出席者は、私と、若手代表一名。
初日、文化的背景、人種、母国語の異なる、面々は、お互いを非難しあい、自分に責任がないことを主張するばかり。げんなり。
事実を、ときほどくことに専念した。途中、一緒にランチを食べたり、ティータイムをいれたり。すると、参加者全員が、なにかしら、状況を誤解していたり、相手に遠慮して、お互いに相手の領域まで突っ込んだ会話をしていなかったことがわかった。
ヨーロッパでは、顧客企業が営業拠点としている国と、顧客企業がクラウドインフラを利用している国が、異なる事がざらにある。当然、我々の営業拠点、インフラ運営拠点、マイクロソフトの営業拠点、クラウド運営拠点も異なる。そこに、多くの課題があることが判明した。その日の夜は、参加者全員で、ロンドンオフィス近所のパブで、わいわい食事をして、分かれた。
二日目、解決編は、意外と、スムーズに進んだ。お互いの責任と権限を確認し、お互い、いつまでに、何をやるか、対面で決めさせた。そこは、プロフェッショナリズム。技術側からは、運用作業の工夫や、報告タイミングの改善の提案が出始めた。営業面からは、顧客がどういう人間なのか、客企業が、かれらの中でどういう位置づけなのか、細かい説明が出始め、翌日、客に、我々のアクションプランを説明するドキュメントが二日目の夕方にはできあがった。
三日目、営業が、顧客にアクションプランを説明し、顧客了解を取った。ここからは、挽回劇。無事、クラウド移行を終了させた。
ロンドンは、世界中の文化、人種が集う多様性の社会、決して、アングロサクソン人だけが、大きな顔をしているわけではない。ここでは、日々、こういうプロセスを誰かが、進めているのだろう。日本では、味わえない経験だった。そういう意味で、英国、ロンドンは別格の場所であり、そこを、統治してきた英国女王は、その存在が別格なのだ。

コメントを残す