土と内臓、そして微生物。。。

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Dsc_0893
新たな世界を見つけたかもしれない。
十年近く前に、会社の健康診断の検便検査で陽性、内視鏡検査で大腸ポリープが見つかり切除。これがきっかけとなり、大腸の環境改善に興味を持ち始め、腸内細菌と呼ばれている微生物群の存在を知り、いまは、彼らが働きやすい腸内環境の育成維持に勤めている。
かたや、最近、バラを育て始めたが、バラを黒星病やうどん粉病に感染させてしまう。原因はバラを植えている土壌中の微生物の一つ、クラドスポリウム,うどんこカビへの感染。農薬を使って殺菌して仕舞えばいい、とは思わなかった。家の庭に植えているので、人体への影響を考慮し、なるべく、農薬は使いたくなかった。微生物を活用した薬、住友化学のベニカXガード、を見つけた。どういう働きなのか?安全なのか?興味をもった。そこで、バラを植えている土壌の環境に興味を持ち始め、土壌微生物学にあたる。
そんなとき、モンゴメリーの著書、土と内臓(築地書館)に出会った。内臓の微生物、ええ、腸内細菌でしょ。でも、土に微生物なんているのかしら?と、思ったのが正直なところ。ところがどっこい、土壌中の方が、各種多様な微生物が生息しているらしい。
植物が、根の周り、根圏と呼ばれる領域に、自ら化学物質を出して。呼び込んでいるらしい。逆に、根圏に住み着いた微生物が、根を経由して、植物に植物に有効な物質を提供しているらしい。その典型的なものが、マメ科植物にみられる根瘤らしい。うちの庭に植えた同じマメ科のクローバーの根を引き抜いて観察してみた。確かに、小さな根瘤ができていた。
この関係、まさに、人体の免疫系に有効な短鎖脂肪酸を提供する腸内細菌と人体の関係ではないか!たしかに、小腸の絨毛突起をひっくり返せば、植物の根だけど。腸内細菌、土壌微生物、どっちも、微生物。人は、いや、動物も、植物も、微生物、に囲まれて生きている、生かされている存在に過ぎないのか?
土壌微生物学、ちょっと、攻めてみようかしら。と、おもい、図書館で、エッセンシャル土壌微生物学(講談社)を借りて読む。

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