マザーツリー(スザンヌ・シマード)

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Dsc_1283
マザーツリー
スザンヌ・シマード
ダイヤモンド社

森では、木と木が話し合っているらしい。
NHKの番組、NHKスペシャルの超進化論でおしえてもらった。
面白いと思い、番組の中で紹介されたカナダはコロンビア州に在住のスザンヌ・シマードさんが提唱者。彼女に興味を持ち、図書館から彼女が書いた本を借りて読んだ。 貸し出し期間内で読みきれず、結局、Amazonでポチッと。
森は、一見、何百年経過しても、なにも変化のない静かなところとおもっていたが、どうもそうではない。森の土の中の細菌が木と木の間のコミュニケーションを仲介するネットワーク。木の根の中や根の周りに住み着いている細菌、菌根菌が森の土中に菌糸ネットワークを張り巡らす。木が生成した糖やタンパクの一部は、この菌根菌ネットワーク経由で他の木に伝達していく。
シマードさんは、木が生成する糖に炭素同位体で標識をつけ、糖を生成していない木に移動したことを発見したらしい。この本は、科学的な解説書というよりも、彼女の自伝記というか、大河ドラマ。コロンビア州の森の様子は無論、彼女と彼女の家族とのかかわり、実験の困難さ、アカデミアとの闘争など、伏線が複数用意されていて、映画のようで、飽きがこず、私には、面白かった。
そう、TEDもみてみよう。
How trees talk to each other
我が家の庭の鉢でも、気づきがあった。あるとき、オリーブの鉢にコケが生え始めた。どうなんだろうと、心配だったが、かえって、コケが生えだしてから、オリーブの状態が安定してきた気がする。腸内細菌といい、細菌の多様性が、この地球上で果たしている役割は、まだまだ、知られていないようだ。
[参考]
Suzanne Simard 公式プロフィール(英語)
母の木 (Mother Tree)」仮説

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