
猫の狂気
クロード・ベアタ 著
瀧下哉代 訳
山と溪谷社
を、今、読んでいる。
著者は、動物行動学の観点から治療を行っているフランスの獣医さん。彼の元に、情緒不安定という言葉が適切なのかどうか、微妙だが、行動様式が普通の家猫と違う猫が、診察に訪れるらしい。
家のなかで、四六時間中、落ち着きのない猫。決められたトイレを使わず、家の中で、粗相をしてしまう猫、飼い主に怪我を負わせるほどにかみつく猫。などなど、いろんな行動をする猫が診察に訪れるらしい。
猫は気まぐれな動物とはおもっていたけど、彼らが彼らなりの精神構造を持っていたとすると、その行動の説明にも納得がいった。精神構造を持っているからこそ、その構造が異常な状態、「狂気」というモノが生まれてくるのだろう。この本の題名の由来が後半まで読み進めてから始めて判った。
動物写真家の岩合光昭さんのネコ番組をよくみていた。ときどき、我が家に、猫がいたらどうなるのだろう?、きっと、なんとか、折り合いをつけて生活しているのだとう、と、おもっていたが、存外、猫って気難しい動物なのかもしれない。
コメントを残す