Ensemble c'est tout

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パリ7区のアパルトマンに暮らす4人の物語。
・カミーユ。。。。カリガリの絵描きさん
・フランク。。。。野獣的だが天才的な料理人
・フィリエール。。由緒正しき侯爵のご子息
・ポレット。。。。認知症がはじまったフランクのお婆ちゃん
生きるのに不器用で孤独だった四人が織りなす友情と恋。
c’est toutというと、ほんとc’est toutだもんな。
件の図書館のフランス文学のところでさりげの
手に取った本。だけど、思いの他、面白い。
活字でありながら、ものすごく、ビジュアル。
自分が、本の中に入り込み、登場人物の一人に
なり、目の前で物語が進行している感覚を持ち続けて
読んでいた。
私自身、読書のスピードは遅い方だけど、まるまる3日で
上下を読破。
作者、アンナ ガヴァルダとは世代も近いし、
フランスと東京とはいえ、
こうも人間が多い街だと世界中起きている事はそうそう差がないんだろう。
しかし、フランスは、食べる事だと話が盛り上がる。
後半は、食事の話がよく出てくる。前半では想像も
つかない位の量で。
フランスからみると、パリだけが変な街なんだろうな。
他の地方の人は、おおらかに食を楽しんでるんだろう。
この人の描いた、他の作品も読んでみるつもり。
そういえば、2年前の今頃は、夜中の25時まで
ブリュゴーニュ出身のフランス人が隣で仕事をしていた。
ハートの熱い奴だった。
「だいじょうぶ。」が、彼の話せる唯一の日本語だった。
どうしてるかな?
邦題:恋するよりも素敵なこと(上・下)
著者:アンナ ガヴァルダ(Anna Gavalda)
訳者:薛 善子(せつ よしこ)
出版社:学習研究社
ISBN: 978-4-05-403102-9,978-4-05-403328-3

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