流れ

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フィリップ ポールの3部作の2作目。
話は、1作目の「かたち」から続きます。
先回が静的なパターンを自然が創り上げることをテーマにした巻であるならば、今回は自然界が動的にパターンを形成することをテーマにした巻。
だからいわゆる流体力学とその周辺に関する話。
ただ、とりあげる題材がより多岐にわたります。
まるで、ガイドさんに連れられて、博物館をまわっている感覚?
いや、ガイドさんに連れられて観光している旅行者?
の気分です。
まずは、ダビンチの描いた一枚の絵
「Old Man with Water Studies」
レオナルド・ダビンチといっしょに、
橋の欄干で川の流れを観察した感覚。
彼の観察にかかると、自然が本質を表してくるのか、
彼の観察が鋭いのか。
カルマン渦の話しになります。
同じレイノルズ数であれば、カルマン渦は、
台所にも、日本海にも、そして木星にも
同じパターンで起きる。
秩序と無秩序の間に、バランスとアンバランスの駆け引きがあり、
そこにパターンが生まれてくる気がします。
さらに、砂のような細かい粒子が、
結局の所、液体のような現象を引き起こすことにも驚きました。
砂丘の風紋がなぜできるのか?
彼の解説はとってもおもしろかったです。
さて、3作目。「枝分かれ」を読み始めようかな

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