■IoTの技術バックボーン

3つのビルディングブロックがIoTの技術バックボーン。
・センサーやアクチュエータ
・組み込みプロセシング
・コネクティビティとクラウド
■センサーやアクチュエータ
スマートオブジェクトはセンサーやアクチュエータを使って、物理環境と相互作用する。センサーは環境の状態を計測し、アクチュエータは環境を変更したり、変化を加えたりすることに使われる。

例として、iPhone5の場合には、小さなモータでおもりを回転させ、電話の呼び出し時に振動を発生させている、いわゆる、アクチュエータである。そして、マイクを使い声を拾っている、いわゆる、センサーである。

基本的には、センサーは、機械的、工学的、時期的、温度、信号などを読み取り、これを電圧や電流に変換している。このデータ(電圧が高いとか、ひくいとか)は、処理可能である。
図34に示すとおり、さまざまなタイプのセンサーがあり、IoTの中に使われている。これらは、非常にシンプルなものから非常に複雑なものまでに渡る。また、これらは、単体センサーとしても、センサーの集合体としても使われる。

コストと消費連力に対する要求を横におけば、センサーは、精度、正確度、分解能、補正の程度によって選択される。
このセンサー過剰な状況こそ、ビッグデータの先駆けである。
この世界は人が生み出すデータではなく、マシンがつくるデータであるところが、重要な変化である。
Jean-Philippe Vasseur とAdam Dunkelsは、一個の温度センサーが、どれだけ多くのデータを生成するのか、単純な例を用い、デモンストレートした。
“単純なオブジェクトネットワークを考えてみよう、温度は一般にゆっくりと変動する現象である、ゆえに、各ノードは、非常に高い頻度でサンプリングする必要はない。それでも、建物の中にいる人は、窓を閉める事を忘れるかもしれないし、外側のドアを半分だけ開けっ放しにして放置している場合もある、そして、システムは、この状況を、適切な時間枠で検出できなければならないとする。
このような要求を考慮し、ビル管理者は、毎分2回、温度を計測するよう、システムに指示するとする。
サンプルレートが、毎分2回ということは、2880回、一日に計測されることであり、737,280回、年に計測されることである。システムが10年間稼働するように設計さえたとしたら、このシステムが稼働している間、7百万回以上の計測が各ノードに発生するはずである。”
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