IoT関連インデックス(その8)

執筆者:

カテゴリ:

■ネットワークトラフィックへの影響力
ネットワーク事業者はIoTネットワークを壊滅する力がある。ネットワーク事業者は、潜在的に、IoTソリューションのサービスコンポネントに影響を与えることができるからである。たとえば、ネットワーク事業者は、ブロードバンドネットワーク上のトラフィックを、ユーザ別、アクセストラフィックのタイプ別、コンテンツの送信トラフィック別に、ブロックしたり、スローダウンさせることができる。
事例として、Nitflixと、彼らの現在の挑戦である「ネットワーク中立性」をとりあげる。ネットワーク中立性とは、すべてのインターネットトラフィックは平等に取り扱われるべきとする考え方。Netflixは、彼らのトラフィックが、不正にデグレードされていると唱え、ビデオ品質向上のため、ISPとの相互接続を強制されていると主張している。
Netflix CEOのRead Hastingsは、より強いネット中立性を要求している。
“より強いネット中立性では、ISPが、Netflix,YouTube,Skypeなどのサービス事業者や、Cognet,Akamai,Level3などの仲介事業業者に対し、ISP通常契約者が要求したサービスやデータを提供するために発生した相互接続料を請求させない。むしろ、ISPには、ユーザに十分なアクセス帯域を無償で提供する義務があるとする。”
しかし、ネットワーク中立性だけが、ネットワークトラフィックの課題ではない。消費者は、IoTデータ利用料を支払ことができる状態でなければならない。この利用料は、2020年、500億台のデバイスが接続される状況でも、妥当性がなければならない。多くのデバイスは移動体であり潜在的にはローミング費も発生しうる。データ利用料に対する新たなビジネスモデルは、それゆえ、開拓すべき面が多い。競争力があるIoT市場であるためには、消費者がネットワーク事業者を選択できる能力が、大切な働きをする。たとえば、IoTデバイスに組み込まれたSIMカードは、デバイスに物理的にアクセスしている状況では、そう簡単には変更できない。世界中の移動体事業者が関心をもっているGSMAがこの課題を解決すると信じられている。
“GSMAの組込SIMが技術仕様を提供することで、組込SIMの遠隔プロビジョニングや遠隔運用を可能になり、最初のネットワーク事業者が発行したSIMを無効化したり、SIMの契約をある事業者から別の事業者に変更することが実現する “
最も根本的な課題は、IoTネットワークが公共的な基盤として取り扱われるかどうかである。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です