近所のTSUTAYAのレジで文房具代を
支払おうとしたら、ふと、脇に平積みされた本が気になった。
それが、
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
だった。
新聞の書評欄に乗っていたので、なんとはなく気に
なっていたのだが、そのときはフーンと流していたのだが
うつ、TSUTAYAのマーケティングにひかかり、一冊お買い上げ。
まさに、うちの職場が、この本で指摘している
職場のとおりだった。
朝きても、隣の人に「おはよう」の挨拶もせず、
仕事を始める人たち。
仕事の分担が個人にタコツボ化しているために
周囲の人間に協力しようとしない人たち。
というか、周囲の人たちが何をやっているのか
興味もない人たち。
これでは、まずい、と、おもいつつも
具体的な職場改善行動を起こしていない
上司たる自分が最も罪が思いのだろうか?
効率効率を求めたすえに、
人が働く喜びを味わえる職場でなくなってしまった。
一度、崩してしまった、職場文化を再構築できるんだろうか?
相手の応答行動がみえない。
相手に協力しても協力の見返りがもらえない。裏切られる。
一人一人に心底、腹からわき上がる動機がない。
職場の雰囲気が改善されている職場の事例も
文中で紹介されていた。
けど、即効性はないらしい。三年かけてじっくり
改善するしかない様子。
難しいな。
中間管理職も結構つらいんだけどな。
D’où venons-nous ?
Que sommes-nous ?
Où allons-nous ?
-
不機嫌な職場
-
Dear Lucy

I’m not motivated with my work.
以前も紹介したFTのこのコラム、職場の悩みに国境はない。
と、いうことをしみじみ感じ、投稿されている方に共感を
思えるし、投稿に対するコメントにも共感する。
今回読んだのは、ファンドマネジャーを10年間続けている
34歳の男性が、仕事に魅力を感じなくなった。
ファンドマネジャーの仕事は嘘のつきあいのようで
熱意がわかない。
この仕事を続けるべきなのか、やめいるべきなのか
どうしたらいいのルーシーおしえて。
という。内容。
これに対して65人がコメントを投稿している。
いっそ、やめてしまえ。
という人もいる様子。
会社を続けるか、やめるかじゃなく
仕事を続けるか、どうかを悩むこと。
それに対し、コメントを書くことが
日本の職業意識と違うんだろうか。
会社に入って、20年が経過したけど
嘘をついてまで、仕事をしていたことはなく、
自分にも回りにも素直に生きてきたつもり。
それを、不器用だとか、素っ気ないとか
冷たいとか、いうかもしれないけど
こういう部分は自分は自分として
曲げないつもり。
こんな夜更けにカラスが鳴いた。 -
文明の近代化

専門の異なる二人の筆者が、同一の論旨を展開していることを
まったく別々の機会に読み、驚いた。
文明の近代化の鍵はなにか?
との問いについて
いづれも、文盲率、教育の向上をあげている点だった。
教育が向上するにつれて、出生率が下がり、
コミュニティの構成要素がことなる。
書物を読む事ができるようになり内省するようになる。
自己と外界を客観的に観察できるようになり、
従来の文化行動を維持できなくなる。
その結果、文化、習慣の揺動がおこり、
その社会は不安定になる。
現在の、イスラム圏、かっての、日本の明治維新、
フランス革命が
そうであると唱えられていた。
その、不安定な状況を超えると、社会は再び
安定するという説。
かたや、フランスの人口学者、Emmanuel Todd
かたや、記憶が曖昧、anonymous.
まったく、関係のない2名が、同じ主張を展開するとは
これ、ある意味で真理なのだろうか? -
Yahoo!PIPES(その2)
RSSリーダーに登録しているfeedが途方もなく増えてきた。
総計73本。
いやいやよく集めた事。種類も結構、結構さまざま。
そのため、RSSリーダーを立ち上げると、すべてのfeedを
ネットワーク経由で再読み込みするのに結構いい時間がかかる。
うちのMACが遅い事もあって、ちょっとコーヒーを一杯
飲むくらいの時間がかかって、RSSリーダーがすべての
feedを読み直している。
こまったもんだ。
さて、どうしようか?
そんな矢先、Yahoo! PIPESを思い出した。
今使っているRSSリーダーでも同じカテゴリーのfeedは
同じフォルダーの中に入れて読んでいるのがから、
この同じフォルダー内のfeedのfecthの部分は、
あっちのPIPESに任せて、
こっちは、個別に取得したいfeedだけにすれば、
少しは、RSSリーダを立ち上げる時間を
短縮できるのではないか?
仮説を立てたら、
さあ、楽しい実験タイム。
うまく進まない実験ほど、楽しい!?
さっそくYahoo!PIPESでGoogleの2本のfeedを並列して
fetchさせ、各feedをitemタグの日付順にsort&mergeする
絵を作成。

パワーポイントでダイアグラムを描く感覚で
処理を書けるあたりに、おーっと、感動。
おかげで、ちょっとは早くなった。かな。
もっと、feed読み込みの集約をかけないと
実感でないけど、
Yahoo!PIPESの使い方、必要な理由がわかってきた
情報処理の根本的なところ、
ー情報の固まりを収集し
ー情報の固まりを処理し
ーできた情報を外部に渡す
メインフレーム時代のJCL、ジョブネット図から、
かわっていない気がする。
けど、リソースの取得先として、URLを唱えると
インターネット越しに
世界中のどこでもしていできるところが、
現代だからこそなせる事。
すばらしい。
Yahoo!PIPESのサクサク感にも感動。
RSS編集のユーティリティ感としても
品揃え感が十分。
さらに、
コミュニティが成長しているあたり、もっと感動。
もちょっと、実験してみようっと。 -
RSS Auto-Discovery
最近、ブラウザのURLが表示される欄の右端に「RSS」というアイコンが
現れる事がある。

なんで?
と、調べてみたら、どうもRSS Auto-discoveryというもの。
RSS advisary borad
にしっかり仕様が書いてありました。
HTMLのheadタグ内にちょっと一行、記述を入れておけば
Firefox,Ie7,Safariは認識してくれる。うーむ、賢い。
こんな感じ。。

ずいぶん前からはやりだしていたものらしい。
技術というより、お約束事の世界。
今までWebページの中、どこにRSSへのリンクがあるの?
と探し回っていたけど、ブラウザのURL表示欄にRSSへのリンクが表示
されることに慣れると至極快適。
Asahi.comなんかは、これでもかというくらいに表示される。
これで、また、RSSリーダーで読み込むサイトが増える訳だが
読める時間は増えず、そこが、課題として残る。
うむー。 -
The Sense Of Wonder

Rachel Carsonは昔から好きだった。
The Sense Of Wonderを改めて読み、つよく共感。
なんでも、還元していくことの好きな人が多い
欧米文化圏の人でありながら、その自然観は、
かなり東洋的な気がする。
博物学というか、地球の生態系が多種多様な
生命体で満ちあふれている事を知っている人は
共通の感覚があるようにおもう。
この本からは
視覚以外の感覚を使って外界を感じる事に
疎い生活にどっぷり浸かっている事を暖めて
諭された。
竹林を揺さぶる風の音
小川のせせらぎ
波の音
潮の香り
花の香り
霧に包まれた森
息もできないくらい熱い砂浜
自分が持つすべての感覚をもって
自分の世界の些細な出来事を
一つひとつ感じていく事を続けたい。 -
BIG SWITCHその3

ようやく、ニコラウス カーのBIG SWITCHを読破した。
本書の構成は以下の通り。
プロローグ:ボストンのとある戸口で
1.バーデン車輪
第一部:ワンマシン
2.発明者と社員
3.デジタル水車
4.さよならゲーツ氏
5.白い町
第二部:クラウドに住む
6.ワールドワイドコンピュータ
7.多数から少数へ
8.大規模な解体
9.ネットとの戦い
10.蜘蛛の
11.iGod
エピローグ:炎とフィラメント
面白いか?面白い。
なにか新たな知見はあったか?ほとんどない。
むしろ、この本をきっかけに、自分で考え、自分で
行動しなければいけない事に、気づいた.
この本、ユーティリティコンピューティングの解説書じゃない。
いわゆるビジネス書のたぐいじゃない。
大きな誤解だった。
第一部で記述している電力ユーティリティの展開は、
ネットの勃興のアナロジーだった。
第二部からが、本題。
本に記載されている内容のほとんどは
どこかの誰それさんが、こういった。
という、いわば、インタビュー結果を羅列しているに
すぎない。
ニック自身が検討し、実ビジネスとして
こんな行動をとった、だからこんなに儲かったという
話などかかれていない。
いまネットにある大きな問題の提起が主。
読破後に心に重く、次の印象が残る。
「我々は本当にこのインターネットを構築してよかったのか?」
インターネットによって、無意図的に
ネット自身に知性を与えようとしているのではないか?
我々がネットに発信していく情報が、あるときは意識的に
関係づけられ、あるときは無意識的に関係つけられている。
その結果、どうなる。
アイデンティティや、嗜好、人間関係、資産などのいわゆる
プライバシーが公開するしないにかかわらず、
ネットに利用されている。それでいいのか?
ネットが便利であるが故に、気づかないだけでないか?
我々は、物事を深く考慮もせず、ただ、ネットにむかって
リンクをクリックし、何をどう判断したかの情報を提供し
フォームに書き込む事でプライバシーを送信している。
我々がネットを使っているのではなく、
実は使われているのではないか?
人類は、炎すらコントロールできなかった。
炎から電気の時代に切り替わり、便利さを得た代わりに
なにかを失った。
しかし、電気のない時代にはもどろうとしない。
同様に、もはや、ネットのない時代にはもどれないだろう。
ネットで得た便利さと引き換えに何かを失っていくのだろう。
生まれたときから、インターネットが、TVが、携帯が
ある今の子たちは、それをなんともおもわないだろう。
それを引きずるのは、今、社会の中心にいる我々の世代なんだろう。
この、ニックの結論には同感。
他にも、問題提言があった。
再読し、内容を整理したい。 -
BIG SWITCHその2
今、NICOLAS CARRのBIG SWITCHを読んでいる。
久しぶりに面白い。
話は、ボストンにある、とある会社から
ビジネスランチに招待された話から始まる。
招待された会社の住所がわからないので、町の
人に聞いたら、古めかしい、ビルディングがそこだった。
受付にいったら、急にいかめしい男が現れてきた。
これは命が危ない、どうしてこんなところに
のこのこきたんだろう、銃を持ってくるべきだった。
と考える筆者。実は、地下に巨大なサーバファームを
もっている新興ホスティング業者だったらしい。
サーバがラックに鎮座する姿など、まったく珍しくないが
知らない人は知らない世界。
彼本人の主張したい線は、Dose It matterから
かわっていないようだ。
けれど、エジソンの時代からの電気産業普及の
歴史の糸を、行きつ戻りつしながら、現在の
ユーティリティコンピューティング、
そして将来のあるべき姿を解き明かす、全体の
流れがおもしろい。
驚いた事は、本文中で紹介されているビルゲイツが2005年
10月にMS社内幹部に送信したメモメールがGoogleで検索できたこと。
ありがたい、おそろしい時代であることを認識。
10月日曜9時54分にメールを送信しているビルゲイツの以外な
ワーカーホリックにも驚いている。
ごくろうさでます。 -
古典の力(その2)
マルクス・アウレーリウス作「自省録」、ようやく読破。
やはり、最後まで、2000年という時間を感じない。
今この世のどこかで、哲学的な文章を書いているBlogを
読んでいるような気がした。
諦観という言葉だけだめだつようだけれども
決してそんな事はなかった。
今、目の前に起きていることは、
自分の定めと受け止め
精一杯それに立ち向かう事。
これを、
くりかえし、くりかえし、マルクスは歌っている。
文章から気持ちそのものが伝わってくる。
おそらく、性格も嗜好も私自身が近いんだと思う。
(※神谷さんの名訳にも感謝。)
まさに後期ストア哲学的な世界、物理、論理、倫理が
むかっしから好きだもの。
マルクスの師匠「エピクテトス」
も気になる。雑学的には、「自省録」、
英語ではメディテーションというらしい。
今どきは、メディテーションのほうがしっくりくる。
今回、「自省録」と塩野七生作「ローマ人の物語XI」を
並行して読んでいて、非常に面白い体験をしている。
原書、そのものが、とても力強い。
一方、塩野さんの世界からは、
原書の作者が、その後どう生きたのか
その先、世界にどのような影響をあたえていったのか
想像力がふくらみ、その時代全体感の理解が深まった。
縦糸と横糸を同時に紡いでいる感じ。
歴史のおもしろさってここかな。 -
newsgatorが無償でRSSリーダーを配信する意味
NewsgatorがRSSリーダーを無料で配布しだした理由が気になって仕方がない。
小川浩さんの話が気になった。
確かに今みんなGoogleのページランキング、
検索結果に表示される順番が絶対真理のように
いわれているけど、はたして本当その通りなのか怪しくなってきていないか?
こうやってRSSの購読を始めるといちいちGoogle検索せず
RSSのリンク先を直接に読み始める。
きっとこれはGoogleのページランキングには反映されない。
これはGoogleモデルでは解決できないモデル。
NEWSGATORの無償RSSリーダ配送計画は、こういう事のような気がする。
NEWSGATORがTVでいえばニールセン的な動きをし初めている気がしてきている.
RSSベースだったら、NEWSGATORのほうがGoogleよりも目的を持った
利用者の利用状況を正確に把握できるとおもう。
本日、NetNewsWireを起動したら、個人プロフィール、氏名
メールアドレス、生年月日、性別の入力フォームがpop upした。
きたきた。
個人プロフィールとRSSの購読履歴のマッチングを活用したビジネスの開始が
汝のねらいだろう、NEWSGATOR!!